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嵯峨野“祇王寺”悲恋の物語

嵯峨野“祇王寺”悲恋の物語

大宮四条から、29番のバスに乗り、嵯峨野に向かいます。
約30分で嵯峨野の2つ手前の[嵯峨釈迦堂]で降りて
歩いて15分竹やぶが途切れた場所に,ひっそりと
小さな門が見えて来ます。

平家物語、平清盛と2人の女性の哀れな、恋の物語
悲恋に泣いた、“白拍子、祇王”ゆかりの寺院
“祇王寺”があります。

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祇王寺

拝観料は300円です。
中に入ると美しい苔がビッシリと広がり、歴史を感じる
素晴らしいに庭を拝見できます。

京都 486.jpg
美しい苔

一面に広がる苔は、今の時期は茶色と緑のコントラストに
春は(桜ではなく、椿が咲いていて)美しい苔の上に花びらが
落ちていて、“和”華やかな美を感じさせてくれます。

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苔に椿の花びら

秋、紅葉のシーズンには赤と緑がとても美しい庭が
拝見出きるようです。
祇王寺はこじんまりとした、尼寺です。
この場所でとんな思いで、生涯を過ごしていたのだろう?

京都 492.jpg
庭の美しい苔

当時、祇王が清盛との恋に破れた悲しい心の内を
思うと心が痛みます。

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庭の奥くに竹林があります。

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〜平家物語の巻頭に〜

「祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。
 沙羅雙樹の花の色、盛者必衰のことわりをあらはす。
 おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢の如し。
 ・・・・・・・・」

美しく書き出していますが
更に読み進むと祗王祗女の事が出て来ます。
これは平氏全盛の頃、平清盛と二人の女性の哀れな物語です。

都に祗王、祗女と言う姉妹が母と共に京都に出て、
白拍子となり、のち姉の祗王が清盛の寵を得て、
妹祗女も有名となり、毎月百石百貫の手当もあり
安隠に暮らしていました。

平穏な日々は突然幕を下ろします。
仏御前と呼ばれる白拍子の上手が清盛に舞を披露しました。

仏御前の舞と声に魅了した清盛は、
たちまち心動かされ仏御前に心を移します。
昨日までの寵愛は何処へやら
祗王は館を追い出されることになりました。

せめてもの忘形見にと

「萌えいづるも 枯るるも同じ 野辺の草
        いずれか秋にあわではつべき」

と障子に書き残して祗王は去って行きます。
この"丸い障子"は
控え間の大きな窓を吉野の窓と言い、影が虹の色に
見えることから虹の窓とも言われています。

吉野窓.jpg
吉野の窓、虹の窓

その後、母子三人は髪を剃って尼となり嵯峨の山里
今の祇王寺の地に世を捨て仏門に入ります。

母子三人念仏している所へ竹の編戸を、
とんとんと叩いた者がいました。
出て見ると、思いもかけぬ仏御前でした。

祗王の不幸を思うにつれ、いずれか秋にあわで果つべき
と書き残された歌を誦するにつれて無常を感じ
今朝、館を出てきたようです。

この時、仏御前もすでに剃髪した尼の姿であったようです。
わずかに十七にこそなる人の、浄土を願わんと深く思い入り
給うこそ、と四人一緒に籠って朝夕の仏前に香華を供えて
みな往生の本懐を遂げたようです。

京都 515.jpg
祇王寺の庭

この時代、恋に破れた女性達が歩んだ悲しい出来事を思いながら
この祇王寺を見る事が出来ました。

*平清盛への想いに敗れた白拍子・祇王が屋敷を追われて、
晩年を過ごした場所です。
この尼寺には、祇王達が眠るお墓に清盛の供養塔があります。

京都 524.jpg
お墓に供養塔

京都旅行、娘と2人で尋ねた、悲恋の尼寺、悲しい祇王の心が
現れているようです。

京都 527.jpg


娘は窓に歴史を感じるお寺が好きなようです。
歴史を尋ねる旅もなかなかいいものです。
楽しい京都の旅まだまだ続きます。

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posted by みのり at 14:23 | Comment(10) | TrackBack(0) | 京都旅行記2


この記事へのコメント
平家物語の大ファンなので,祇王寺へは行きました。懐かしい。
冬でも苔がきれいなんですね。
Posted by Akio at 2009年03月27日 18:47
苔むす庭に落ちた椿の花
これもまた風情があって素敵ですね

祇王寺は修学旅行で行ったきりなので
こうして歴史を紐解いてゆっくりと尋ねてみたいと思いました。





Posted by プルーン at 2009年03月27日 20:00
Akio さん

訪問書き込みありがとうございます。

Akio さんは平家物語のファンでしたね
小さな尼寺でしたが、苔がとてもきれいでした。
ただ所どころ茶色の部分もありましたが、
そのコントラストがまたきれいでした。

祇王の悲しい思いを心に描きながら、見学しました。
Posted by みのり at 2009年03月27日 20:00
プルーンさん

訪問書き込みありがとうございます。

”苔むす庭に落ちた椿の花
これもまた風情があって素敵ですね”

きれいでしょう。桜ではなく椿のほうが”和”の感じが出ていますよね!
Posted by みのり at 2009年03月27日 20:10
嵯峨野は独りで歩きました。
まだ観光客も少なかったのでゆっくり歩けました。
野宮神宮〜常寂光寺〜柿柿舎〜ニ尊院〜祇王寺〜化野念仏寺。
数年後に再度訪れた時、紅葉の時期だったからでしょうが、余りの混雑に驚きました。
Posted by アルバ at 2009年03月27日 22:38
咲いたまま、ぽとりと落ちた椿が哀れさを感じさせますね。
京都旅行のプランをじっくり練らなくては。
虹の窓がとても綺麗ですね。
Posted by mimi at 2009年03月28日 10:40
アルバさん

訪問書き込みありがとうございます。

一人で嵐山、嵯峨野近辺を歩かれたんですね
いいですよね、古都京都一人旅も
Posted by にのり at 2009年03月28日 12:07
mimi さん

訪問書き込みありがとうございます。
春の古都京都これからの時期とてもきれいだと思います。

お嬢さんとの2人旅、楽しんで下さいね〜♪
Posted by みのり at 2009年03月28日 12:11
さくら咲く嵯峨野の道のべを
幸せな母娘が歩く姿はいいですね〜。
実際はさくらの花の満開は、町の中よりかはちょっと遅れるかな〜。
紅葉の秋、さくらの春、同じところを見てても、まったく気分的にも違いますよね〜。
Posted by eiko at 2009年03月29日 09:37
eikoさん

京都は最近とても寒くて、桜のつぼみが
かたくとざしてしまい、桜の花は3分咲き
くらいです。

満開は京都御所の枝垂れ桜くらいですよ!

大阪もまだほんのわずかしか
咲いていません。
Posted by みのり at 2009年03月29日 17:56
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