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和風美人画 裕子内親王家紀伊と和歌

外の気温 23℃ 室内気温 26℃ 晴れのち曇り

 雲に隠された太陽の光が 影絵のように
壁に木の葉を写しています。

 深夜の大雨が嘘のような朝です。
外からは鈴虫とコオロギの鳴き声が
聞こえています。
秋の気配を感じます。

 遠くから山鳩の歌も〜〜♪
今朝は肌寒く感じます。

夏の疲れがたまり 体調もいまいちです。
 今日は仕事が休みで 夕方には菜園に
大根と小松菜の種を撒いてこようと思います。

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〜〜和風美人画 裕子内親王家紀伊と和歌〜〜

先日描きました和風美人画です。

裕子内親王額.jpg
裕子内親王家紀伊と和歌

七十二番
 祐子内親王家紀伊(ゆうしないしんのうけのきい)

  音に聞く 高師の浜の あだ波は
           かけじや袖の ぬれもこそすれ

  おとにきく たかしのはまの あだなみは 
           かけじやそでの ぬれもこそすれ

                『金葉集』恋下・469

現代語訳
 噂に高い、高師(たかし)の浜にむなしく寄せ返す波にはかか
らないようにしておきましょう。
袖が濡れては大変ですからね
 浮気者だと噂に高い、あなたの言葉なぞ、心にかけずにおきましょう。
後で涙にくれて袖を濡らしてはいけませんから

 *29歳の藤原俊忠の歌
「人知れぬ 思いありその 浦風に 波のよるこそ 言はまほしけれ」
(私は人知れずあなたを思っています。荒磯(ありそ)の
 浦風に波が寄せるように、夜にあなたに話したいのですが)

 *70歳の老女の歌の才能に思わず息をのみ、感嘆したのではないでしょうか
29歳と70歳の男女の恋歌の交歓 取り合わせの妙もさることながら
そこでこのような薫り高い歌が詠まれたことを想像すると
平安歌人たちの遊びの典雅さに、羨望さえ感じてしまいます。

裕子内親王.jpg
裕子内親王家紀伊と和歌

作者
 祐子内親王家紀伊(ゆうしないしんのうけのきい
 一宮紀伊 いちのみやきい 11世紀後半)
平経方(たいらのつねかた)の娘で、藤原重経(しげつね)の妻(妹という説も)
母親は後朱雀天皇の第一皇女・祐子内親王に仕えた小弁(こべん)で
紀伊自らも祐子内親王家に仕えました。
紀伊の名前は、藤原重経が紀伊守だったところからきています。

 *妻が70歳で夫が29歳面白い組み合わせの 
宮中での歌の交換 祖母と孫のような年齢差の面白い和歌です。

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posted by みのり at 08:21 | Comment(8) | TrackBack(0) | 百人一首


この記事へのコメント
70歳と29歳ですか・・・・・(?_?)
文学はすごいですよね。
Posted by きらり at 2015年09月04日 09:50
きらりさん

 早々にコメントありがとうございます。
妻70歳 夫29歳 確かにこの時代には
珍しい年齢差ですね?

 和歌を詠み合う歌会のようです。
まわりの貴族たちも 面白半分聞いていたのかも
しれないですね
Posted by みのり at 2015年09月04日 09:57
この頃の文学的水準 かなり高いものでしょうね 有り余る情報溢れる現代より深い味わいがあるような気がします
Posted by のびた at 2015年09月04日 11:07
のびたさん

 コメントありがとうございます。
文学的水準は確かに高いようですね
 歌会で愛情を読み合うのですから
すごいですね
Posted by みのり at 2015年09月04日 11:23
 この歌は、堀河天皇の「艶書合」で詠んだと記憶
します。歌人の祐子内親王家紀伊は知りません。

 歌の意味からすれば、文字通り艶書合(えんしょあわせ)
ですから、恋愛は絡んでないでしょう。

 小野小町と文屋康秀の歌合せみたいなものだつたと
思います。高師の浜は、妻の実家のあるところです。

 難波から和歌山へ通じる南海本線の海岸です。

 和歌山製鉄所に行くとき、いつも車窓から眺めてましたね。
 
Posted by 善知鳥 at 2015年09月04日 20:25
こんばんは、
裕子内親王家紀伊、難しい名前ですね。
この時代は和歌で愛情を伝えたんですね。
綺麗に描かれていますが、難しそうな絵です。

今日はいいお天気で片付け物がはかどりました。
Posted by くにちゃん at 2015年09月04日 21:02
善知鳥さん

 コメントありがとうございます。
この和歌は”堀河天皇の「艶書合」で詠んだと記憶”があるとか

 恋愛は絡まない歌合せのようなものだとか
今の気持ちを和歌に詠む 
この時代に優雅な歌合わせを
楽しんだようですね

 高師の浜は奥様のご実家のあるところの
ようですね 素敵な風景なのでしょうね

 海の音は癒されそうです。
お仕事で良く通過されたようですね
Posted by みのり at 2015年09月04日 21:06
くにちゃん

 コメントありがとうございます。
昨日は楽しい時間でしたね
お世話になりました。

”裕子内親王家紀伊”
長い名前で難しいですよね

 宮中の歌会で夫婦が愛情の和歌を読み合う
歌合せのようなものだったようです。

和風画も今回は苦労しましたね
昨日とは違い晴れでしたらお仕事が
はかどったとか

*私はのんびりと過ごしました。
Posted by みのり at 2015年09月04日 21:15
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