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百人一首 藤原義孝と和歌

外の気温 0℃ 室内気温 7℃ 晴れ

 寒い朝です。
冬に逆戻りしたような気温です。
 日の出の始まりです。
雨戸に斜めに光がさしてきました。
壁には木の葉の影が芸術的で
光絵を描いているようです。

 ことりたちのやさいしさえずりが聞こえてきます。
チュン~~チュン~~♪
ピィピィ~~ピィピィ~~♪
静かで癒される朝の時間です。

〜〜百人一首 藤原義孝と和歌〜〜

源氏 和風画-005.jpg
藤原義孝と和歌

 若くしてこの世を去った貴公子
命がけで生きたい願う激しい恋心を詠んだ和歌です。

 五十番
藤原義孝(ふじわらのよしたか)

君がため 惜しからざりし 命さへ
     ながくもがなと 思ひけるかな

きみがため おしからざりし いのちさえ 
ながくもがなと おもいけるかな

        『後拾遺集』恋二・669
現代訳  
 あなたのためなら、捨てても惜しくはないと思っていた命でさえ
逢瀬を遂げた今となっては (あなたと逢うために)できる
だけ長くありたいと思うようになりました。

*激しく恋した女性に想いが通じ、はじめて一夜を過ごした後
逢瀬がかなうまでは、この恋のためなら命を捨ててもいい
と思っていたけれど、今度はこの女性を愛するためになるべく
長く生きていたいと願う 恋のためにも生きることへの喜びが生まれた
ことに気が付く歌です。

源氏 和風画-019.jpg
藤原義孝と和歌

 作者
 藤原義孝は、いまから1050年ほど前の貴族です。
第45番の歌人である謙徳公藤原伊尹(けんとくこうふじわらのこれただ)の三男で
順風満帆な人生を送るはずでしたが、流行した天然痘(てんねんとう)のために
21歳の若さで亡くなりました。
姿かたちが美しく、信心深い穏やかな性格だったそうです。

 類まれな美貌と人柄を持ちながら21歳の
若さで夭折したことを考えると、はかない運命の哀しさも感じられます。

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posted by みのり at 07:20 | Comment(8) | TrackBack(0) | 百人一首


この記事へのコメント
はかない命でしたね
ひとときでも永く生きたい恋心に運命は厳しいものでしたね
Posted by のびた at 2016年03月02日 08:30
のびたさん

 早々にコメントありがとうございます。
美しい青年に成長して21さいで
天然痘で亡くなったようです。
源氏の姿をイメージしています。
Posted by みのり at 2016年03月02日 11:42
 みのりさん、こんばんは。

平安時代の貴公子、恋多き方々が
多いですけど。
藤原義孝は21歳という短命だった
のですね。
こんな恋の歌をおくる女性がいて良かった
ような気がします。

今日はこちらも冬の寒さでした。
明日は春らしくなるそうです。
Posted by ケイコ at 2016年03月02日 19:10
ケイコさん

 コメントありがとうございます。
恋の歌が多いですね
21さいで天然痘で亡くなったようです。
 美しい貴公子ですから 源氏を思い出して
しまいました。
亡くなる前に恋人と過ごせて良かったですね
子供もいたようです。

 こちらも寒い1日でした。
ぽかぽか陽気の春が早く来てほしいです。
Posted by みのり at 2016年03月02日 19:54
純粋な想いに涙しますね
恋は生きる喜びを与えてくれるのに
ほんとにはかない命でしたね
せつない気持ちになります
出だしは同じの
〜君がため、春の野に出でて〜
この句好きです^^
みのりさんは?



Posted by レフア at 2016年03月02日 22:33
レフアさん

 コメントありがとうございます。
美青年でしたのにはかない命でしたね
恋人と過ごしたい思いでしたのに
21さいで亡くなるとは悲しいですね
 つい光源氏の美しさを思い出しました。

〜君がため 春の野に出て〜

好きな歌ですね
Posted by みのり at 2016年03月03日 08:10
こんにちは みのりさま

昔の優雅な貴族達は 恋に生きていたんだなぁ〜(^^)
ちょっと 羨ましい (^^) 難しい言葉も無く 素直で
若者らしい情熱を感じられる お歌ですね。
Posted by エミリア at 2016年03月04日 17:19
エミリアさん

 コメントありがとうございます。
貴族の恋すなおな和歌ですね
若者の情熱的な恋の歌が詠まれて
いて私も好きな和歌です。
ただ21さいでこの世よ去るかなしい
出来事でした。
Posted by みのり at 2016年03月04日 18:22
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