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百人一首 後京極摂政太政大臣と和歌

外の気温 18℃ 室内気温 23℃ 薄曇り

 肌寒く感じる朝です。
壁にかすかに映る木の葉の影が
激しく揺れています。

 ことりたりが飛び交い
チュン~~チュン~~♪
ピィリリ~~ピィリリ~~♪
元気なさえずりに心癒されます。🐦🎶

 今日から6月 早いものです。
紫陽花が満開に咲き梅雨の季節も
そこまで来ています。

 *昨日は娘が名小屋の出張の帰りに家に寄り
元気で頑張る姿にたのもしく感じました。

〜〜百人一首 後京極摂政前太政大臣と和歌〜〜

 きりぎりすが鳴く晩秋の冷え冷えとした夜に
ムシロの上でひとり寝をするのだろか?

額.jpg
後京極摂政前太政大臣と和歌

九十一番 
 後京極摂政前太政大臣
  (ごきゅうごくせつしょうさきのだいじょうだいじん)

 きりぎりす なくや霜夜(しもよ)の さ莚(むしろ)に
     衣かたしき ひとりかも寝む
          『新古今集』秋・518

 現代訳
こおろぎが鳴いている、こんな霜の降る寒い夜に、むしろの上
に衣の片袖を自分で敷いて、独り(さびしく)寝るのだろうか。

 *秋の寂しさがいや増すような一首です。
平安時代は女性と男性がともに寝る時は、お互いの着物の袖を
枕にして敷きました。そこでこの歌のように、自分で自分の袖を
敷いて寝るのは「わびしい独り寝」だと読めるわけです。
 *この歌を作る直前に作者は奥さんに先立たれたそうです。

 *時の最高位にある良経が、筵(むしろ)のうえで寝るということは
ないのでこれは古歌を受けて詠まれた和歌です。

後京.jpg
後京極摂政前太政大臣と和歌

 作者
後京極摂政前太政大臣(ごきょうごくせっしょうさきのだいじ
ょうだいじん。1169〜1206)
本名は藤原良経(よしつね) 関白藤原兼実(かねざね)の子供で
摂政・太政大臣になりましたが38歳で急死しました。
早熟の天才で、10代の頃の歌が千載集に7首載せられています。
新古今和歌集の仮名序(かなじょ)を書き、号を秋篠月清(あきしのげっせい)
といいます。
おじいさんが百人一首76番に登場する法性寺忠通(ただみち)で
叔父さんが92番の慈円法師です。

 コオロギが鳴く晩秋に一人寂しく寝る
寂しさが詠まれています。

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posted by みのり at 07:45 | Comment(8) | TrackBack(0) | 百人一首


この記事へのコメント
こんにちは!
午前中は借りていた本を返しに図書館に行き暫く色々な本を物色してまた同じシリーズの本を借りて帰って来ましたやっぱり図書館は心穏やかにしてくれますね。
今日は私の好きな和風画と和歌です。
今日の和歌は秋の寂しさと奥様を亡くされた悲しさがより一層物悲しさを感じられる和歌ですねおまけに作者自身も38才の若さで亡くなっているそれを思うと益々寂しさが増しますね。またそれが良いのでしょか。和歌の魅力に魅せられますね。
Posted by カルピン at 2016年06月01日 15:17
カルピンさん

 早々に訪問ありがとうございます。
本はお好きなんですね シリーズの本を読まれて
いるとかすごいです。
本の世界に入り込むとその人なりに
なってしまいそうですね

 和風画と和歌喜んで下さりうれしいです。
コオロギが鳴く秋の夜
奥様を亡くされて一人寝する寂しさが
よ心に染み入りますね
Posted by みのり at 2016年06月01日 15:34
こんばんは!
今日は肌寒い一日でした。
平安時代の枕は袖とか、博識でないものにとっては到底分かりかねますね。
作者が奥さんに先立たれての寂びしい気持ちは充分過ぎるほど分かります。
友人の姿そのものです。
Posted by 俊介 at 2016年06月01日 19:51
俊介さん

 コメントありがとうございます。
朝夕は肌寒いです。
曇りで梅雨のような毎日です。

 妻に先立たれた寂しさ
一人寝のさみしさ 
秋の夜に鳴くコオロギ
真夜中に聞こえる情景が目に浮かぶようです。

 
Posted by みのり at 2016年06月01日 20:22
こんばんは、
今日の百人一首はちょっと寂しい歌ですね。
奥さんに先立たれるのは、便利になった現代でもつらいものがありますね。

夕方、庭に出たら冷たい風が吹いていました。
朝夕は寒くて風邪に注意、ですね。
Posted by くにちやん at 2016年06月01日 20:59
くにちゃん

 コメントありがとうございます。
一人寝 寂しい歌です。 コオロギが鳴く
晩秋この和歌は寂しさが目に浮かびようですね

 朝夕肌寒く感じました。
紫陽花の美しい季節ですね 庭に
満開に咲いています。
Posted by みのり at 2016年06月01日 21:20
おはようございます。
秋の夜長にコオロギの声を聴きつつ、先立った妻を思う夫、我が家の夫はその立場になるとどうかな?
と思ったりして…
我が家の刺し芽した紫陽花色とりどり花咲かせてます。
水やり大変ですが、癒されますね。
Posted by はりこまこ at 2016年06月02日 06:21
はりこまさん

 コメントありがとうございます。
”秋の夜長にコオロギの鳴き声に妻を思う”
さみしさが目に浮かぶようですね
私も夫が先に行かれると寂しいだろうな
なんて考えてしまします。

 挿し木の紫陽花が満開に咲いているようですね
我が家も満開に咲いています。
Posted by みのり at 2016年06月02日 08:02
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