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続源氏物語 手習 浮舟は生きていた

外の気温 24℃ 室内気温 29℃ 晴れ

 蝉のはげしい鳴き声で目がさめました。
蝶々がひらひら木槿の花びらにとまり
蜜を探しているようです。

 野生の百合もそろそろ咲いてきそうです。
緑色の多い庭です。

 *ゴーヤの実も20cmほどまで大きくなり
お料理やジュースにも出来そうです。

〜〜続源氏物語 手習 浮舟は生きていた〜〜

がク.jpg
浮舟と和歌

 浮舟は薫と匂宮という2人の男君の間で苦悩を重ねた
あげくに入水を図ります。

 行方不明の浮舟は 横川の僧都に助けられます。
 春 横川の僧都の母尼と妹尼が初瀬詣での帰途で
母尼が病気になり 祈祷するために宇治院に
滞在することになりました。
 弟子僧たちが院の裏手に倒れている若い女人を
みつけて保護します。
これを聞いた妹尼は 亡き娘の代わりを
観音さまから授かったものと喜びます。

 この女人こそ入水を図った浮舟でした。
浮舟の意識がはっきりしないまま2カ月が過ぎ
妹尼は親切に召使を2人つけて浮舟を世話します。

 浮舟は素姓を語らないまま秋になって
月の美しい夜に 妹尼は”金の琴や琵琶”を弾いたりして
あなたもいかがと進めるのでした。
 
 妹尼の亡き娘の婿であった中将は浮舟を
かいま見てその美しさに驚きます。
周囲は2人の結婚を願うが 浮舟はいとわしさを募らせます。

 救われたこことに宿命を感じてやがて
出家する浮舟の和歌です。

船 .jpg
浮舟の和歌

 身を投げし 涙の川の はやき瀬を
     しがらみかけて 誰かとどめし
               浮舟
 現代訳
 悲しみのあまり涙にくれて 身をなげた川の
早瀬でしたのに いったい誰がしがらみをかけて
この私を救ってしまったのでしょう

 *自死を遂行したはずなのに 救われてしまったことが
心外なのである
 この時の浮舟は すでに恋しいと思う人は特になく
母や親しい女房たちを思い出している
つまり匂宮と薫も浮舟にとって切実な存在でなくなっていました。

 やがて浮舟は妹尼の願いもむなしく 自ら望んで
五戒を受け 無理に僧都にたのみこんで 出家してしまいます。

 *出家して”尼”のなることは 世俗の世界とはまったくの
別の世界になることです。

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posted by みのり at 09:03 | Comment(8) | TrackBack(0) | 続 源氏物語


この記事へのコメント
今日は続源氏物語 手習 浮舟は生きていたです。
死んだとばかり思っていた浮舟が生きていました。
浮舟の詠んだ和歌が察する様に生き延びてしまった自分が恨めしく何とも悲しい和歌です!
この時の浮舟は2人の男性から愛されそして自分も愛した事等今はもう恋しく思う人は特になく恋に疲れてしまったそんな浮舟がいるだけです。
そして自ら望んで出家してしまいました!
薫と匂宮がこれを知ったらどう思うのでしょう?
さぁどう展開していくのでしょうこの先が楽しみです!
Posted by カルピン at 2016年08月01日 14:33
カルピンさん

 コメントありがとうございます。
2人の男性に愛されて入水自殺をはかった
にもかかわらじず 助かってしまいました。
 記憶を取り戻しても心の中に薫に匂宮への
恋心は消えていたようです。
 この世から離れて無理に出家を選んだようです。
この先どうなるのでしょうね?
Posted by みのり at 2016年08月01日 15:31
 今日は

 暑い日が続きますね。色々活躍されて
 お忙しそう!源氏物語も面白いですね。
 和歌と絵がgoodです。
 また訪問して読ませて貰います。

 ハッピーは手術して、元気になっています。
 心配してくれて有難う!
Posted by くちなしの花 at 2016年08月01日 15:40
くちなしの花さん

 コメントありがとうございます。
源氏物語に和風画喜んで下さり
とても嬉しいです。

 ワンちゃん ハッピー君
手術を受けて元気になっているようですね
お大事にして下さいね
Posted by みのり at 2016年08月01日 16:11
こんばんは、
源氏物語の細かい絵を綺麗に描かれましたね。

今日も暑く、少し庭仕事をしようと思いましたが、水をまくだけでばててしまいました。
2色の槿が咲いて、ちょっと嬉しい気分です。
Posted by くにちゃん at 2016年08月01日 21:00
くにちゃん

 コメントありがとうございます。
和風画喜んで下さりうれしいです。
 暑いですから庭仕事があまり出来ないですね
私は朝夕にお花の水やりをしています。
”月下美人”がつぼみから少し上向きになって」きました。
今夜か明日にでも咲きそうです。
Posted by みのり at 2016年08月01日 21:47
こんにちは みのりさま

源氏物語もいよいよ終盤ですね (^^)
死ぬに死ねなかった浮舟は 最後の手段で出家をし
ふたりの思いを 断ち切ってすっきりしたかった
のでしょうね 当時 出家は 突きつけられた男性にも
心に深い傷を負わせることだったのでしょう。
悲しい心持ちをまとった浮舟 とても美しく描かれて
いますね くずし文字は涙のようにも見えてきます (^^)

Posted by エミリア at 2016年08月02日 08:34
エミリアさん

 コメントありがとうございます。
浮舟は後半の主人公のような存在です。
2人の男性から逃れても死ねなかったので
早く出家したかったようです。
 浮舟の和風画入水するイメージで
描いています。
くずし文字が”涙のように”
悲しい涙のような浮舟ですね
Posted by みのり at 2016年08月02日 09:39
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